2021年3月13日(土)JAAA設立大会を実施しました。

 日本アカデミック・アドバイジング協会(JAAA)は、2021年3月13日(土)13時~16時、ZOOMオンラインにより、以下のとおり設立大会を開催しました。
 協会立ち上げにあたっての記念すべき大会には、事前に100名を超す方々からお申し込みがあり、当日は約90名のご参加をいただき盛会のうちに終了しました。

 最初に、清水栄子会長より当協会の設立の趣旨と今後の活動について説明した後、アメリカのアカデミック・アドバイジング協会(NACADA)常任理事Charlie Nutt氏、元事務局参事Brett McFarlane氏から届いた、本協会設立に際してのお祝いと温かい励ましのビデオメッセージを視聴しました。
 次に、清水会長が「アカデミック・アドバイジングとは」について、アメリカでの起源と現在、そして日本におけるアカデミック・アドバイジングがスチューデント・サクセスとどうかかわっているのか、どのような形態で行われているのかなど、アカデミック・アドバイジングの概要について説明しました。
 続く事例発表では、「立命館大学学生部Student Success Program」について、岸岡奈津子会員より、設立の経緯、現在の状況、抱えている課題などが報告され、その後、参加者がグループに分かれ、「困っている事に対して何ができるか」「コロナ禍の中で学生とつながるために必要なこと」「良いと思う点も含めて、自大学で活かせそうな点」について、意見交換を行いました。
 休憩をはさみ、山崎めぐみ会員の進行で「ある学生の物語」に対するグループワークを行いました。このセッションでは、4つのシナリオを準備し、各グループでそのうちの1つを選び、「この場面で学生は何を考えている?どうしたいと思っている?」「アドバイザーは何を考えている?それは学生が中心にいる?」といった具体的な視点から協議を進めていただきました。限られた時間の中、各グループでは熱く様々なディスカッションで盛り上がりました。
 今回の2つのグループディスカッションでの協議内容については、googleスライドで全体共有しました。

 また、設立大会にご参加いただいた皆様に、アンケートにご協力いただきました。その結果は、以下のとおりです。今後の当協会の活動に活かしていきたいと考えています。